10.14.2007

サガン

安静生活10日目。

「家事を任せて布団でダラダラする」
ということへの罪悪感に慣れてきた。


でも、とにかく暇になってくる。

お布団の上からは、テレビも見れないし。

長時間座る姿勢もつらいので、PCもできない。
すると、自分の体の具合に関心が集中してしまって、お腹が痛いような気がしてくる。

んで、ネガティブ思考が始まって、怖くなってきちゃう。

でも今日、ダンナさんが本を買ってきてくれた。

暗ーいココロに、ポッと明かり灯ったようなキモチになった。


何か、うれしいね。

本が読めるのも、うれしいけど、何より、

今わたしが、何を読みたいかっていうことに関してノーインフォメーションで、それでも、本棚の前で懸命に考えてくれたんだろうな……と思うと。

で、彼が意を決してレジに持って行ったのは、


サガン著
『悲しみよこんにちは』


だなんて。

うーん、ステキ。

実は、サガンはわたしの大好きな作家で、目標でもあって。

その代表作。


10年以上前に読んだような気がするけど、内容はいつの間にか、すっかり忘れてしまっていることに、今日この本を手にして気付いた。

表紙も、新しくなってる。

あー、懐かしい。


さっ、読もう読もう。