ゼリー、ヨーグルト、そういうものに混ぜても、
なーんにも言ってないのに、
「おまえ、毒盛っただろ」
的な目で、スプーンとわたしを、見比べ、一切口にしない。
そんな息子が、ぺろっと完食してくれたのが、
練乳に混ぜた、風邪薬。
その節は、お世話になりました。
あの手この手試し、その度に、
息子の観察眼に屈していたわたし。
万策尽きたかと思われたその時。
苦し紛れに、練乳に混ぜていちごに。
と、
気付かずパクパク。
クラリスロマイシンとかの、
にがーい抗生物質には、通用しないと思うけど。
お薬自体、毒でもあるから、あまり飲ませたくないので、
そういうキモチが伝わってしまう、
というのもあるのかな。